私が体験したトヨタ期間工受け入れ教育の流れ

私が体験したトヨタ期間工受け入れ教育の流れ

私が体験したトヨタ期間工受け入れ教育の流れ

面接に合格すると、トヨタ自動車から受け入れ教育の日時に関する内容が送られてきます。いよいよトヨタ自動車で働き始めるワケです。

 

 

ちなみに工場配属の前に健康診断や工場の説明、その他書類や健康保険、年金などの申請を受け入れ教育で行います。

 

 

受け入れ教育は愛知県豊田市内にあるトヨタ自動車の寮みたいなところで行われまます。期間は前日含めて4日間でした。ここで注意しておきたいのは、まだ正式採用ではなく、健康診断などで働けない人もいるということ。

 

 

しかしこの受け入れ教育期間はすでに日給が発生していますので、給料が付いている状態です。では、私が体験した流れを説明してみます。

 

 

(この内容はトヨタの都合で随時変わる可能性があります。)

 

 

 

日曜日(前日)

 

受け入れ教育は月曜日からなので、日曜日に受け入れ教育先のトヨタ自動車の寮に行き、入寮手続きを行います。集合は確か午後だった気がします。ちなみに愛知県に住んでいる人で、自宅通勤希望の人も受け入れ教育期間は入寮しなければならないそうです。

 

 

(駐車場が使わせてもらえず、電車、バスで行くことになります。)

 

 

この日ツラい事は、次の日の健康診断のために夕食を軽めにしておかなければイケナイということ。健康診断で変な数値が出ると働けませんから、ここは真面目に小食にしておきました。この日の夜は寮で過ごします。

 

 

 

月曜日(1日目)

 

月曜の朝食は健康診断のために食べてはイケマセン。そのかわり、昼食は会社が出してくれるので、無料で食べる事ができます。

 

 

さて、この日にやる事は健康診断。バスでなんとかセンターみたいな所に移動して、いくつかの班に分かれて集団で健康診断を行います。あと従業員証の写真撮影や作業服、安全靴のサイズ合わせなど。夕食は自腹で食べなくてはなりません。寮の食堂を利用すると安く食べる事ができます。

 

 

 

火曜日(2日目)

 

2日目にやる事は、雇用保険や誓約書、出稼ぎ手帳などの必要書類の提出、健康保険、年金の申請など。書くことが多い日です。あと印鑑もよく使います。

 

 

ところでこの日から健康診断の肩叩きがあります。前日の健康診断で、何か問題があった人は、途中でコッソリ肩を叩かれ、そのまま荷物を持ってどこかに消えていきます。私も左側の席の人がいなくなりました。

 

 

聞いた話では、以前は1回だけ再検査が行われ、再検査で引っかかると、働けないということで帰る事になったそうですが、私の時は再検査みたいなものはなかったと思います。まあ、この辺は変わるのでしょう。ちなみに私は健康診断では問題はありませんでした。

 

 

 

水曜日(3日目)

 

提出書類の最終チェックの日です。出した書類に不備があった人は書き直させられます。その間、トヨタ物語みたいな映画を見たり、工場の人が来て、仕事の説明をしたりします。

 

 

あと、田原(たはら)工場勤務の人は、この日に田原市に移動します。豊田市から田原市までは車で数時間かかるそうで、田原行きの人はこの日に転寮し、田原寮に入ります。

 

 

配置される工場は、期間工は全く選べず会社任せになりますが、以前、トヨタで働いていた人は職場の要請があった場合、また以前の職場に行くこともできるそうです。この日の夕方に従業員証が渡されるので、従業員証を使って食事ができる様になります。またこの日夕方、もしくは夜には全員の配置される工場が決まります。

 

 

 

木曜日(4日目)

 

全員転寮の日。自宅通勤者はようやく帰る事ができます。まず午前中に配属先の工場に移動して、今度は工場での受け入れ教育があって1日終わります。

 

 

終わると転寮先の寮にバスで向かい、入寮手続きを行い、次の日から工場勤務。でも、次の日は金曜日なので、1日働くと土日休みで、週明けから本格的に仕事になります。

 

 

私が思った事

 

実際に受け入れ教育を体験して思った感想ですが、非常にスムーズな流れ作業で進んでいくという事でした。さすがトヨタ。

 

 

あと印鑑忘れて来た人や筆記用具が無い人など結構いましたので、必ず持って来ておくようにしてください。またこの受け入れ教育で同じ工場の人や同じ寮の人と話すこともできる様になります。

 

 

私もこの受け入れ教育期間中の右側の席の人が同じ寮、同じ工場だったので、期間満了までいろいろとお世話になりました。友達ができると何かと心強いです。